文学喫茶〜銀河鉄道の夜(2017.3.18)

 春の初めの夜。蔵DE Books初の朗読会イベント、「文学喫茶〜銀河鉄道の夜」を開催しました。

初めての朗読会企画。読むのはわれわれ、としょがかりメンバー。人前で本を読むのは国語の授業以来。上手くできるか、不安でしたが、この日のために練習を重ねてきました。

 また、絵が上手い記念館の管理人さんに、物語の場面をイメージした絵を描いて頂き、紙芝居のようにめくりながら朗読していくことに。

 他にも細野晴臣作の「映画 銀河鉄道の夜 サウンドトラック」をBGMに流したり、朗読の最後にプラネタリウムで銀河の星をみせたり、物語に出てくる星座の解説するテキストを用意(解説文:としょがかりめんばー大納言作)。蔵に星の形のライトも置いて。より物語の世界観をあじわってもらえるよう工夫しました。

 

 そして「文学喫茶」とあるように、喫茶店のようにゆっくりコーヒーを飲みながら聞いてほしいということで、本格的な道具でコーヒーを淹れました。ちなみにコーヒー豆は髙橋金物店さんの自家焙煎コーヒー。

 私達としょがかりメンバーも白シャツ、カフェエプロンで喫茶店の店員さんになった気分で!


いよいよ、朗読会のはじまりはじまり

 

 夜が深まり、果たしてお客さんはどのくらいくるのだろうと思っていたら、新聞や広報に掲載されたこともあり、市内外から沢山の方々にお越しいただきました。

 

そして、蔵を朗読会がスタート!出来栄えは‥‥。お聞き苦しい所も多々あったかと思いますが、お客さんがなんとか、無事終了しました。

 

 朗読会の後はしばし蔵でまったり雑談タイム。隣り合ったお客さん同士でも会話が弾んで和やかな時間でした。

 

 蔵が小さいこともあり、お客さんに窮屈な思いをさせてしまったり、いろいろ不慣れな点も多々ありましたが、お客さんが温かい気持ちで聞いてくれたのが良かったです。蔵もいい雰囲気に包まれていて、開催してよかったと思いました。

 

 

 髙橋金物屋さんの自家焙煎コーヒー以外にも、矢板のおいしいパン屋さん「グランディール」さんの「さとうラスク」を出したり、同じく矢板のお花屋さん「花美(はなよし」さんで選んでもらったお花を入り口に飾ったり、いろんなお店にチラシを置かせて頂いたりと、市内のいろんなお店の人にご協力いただきました。ありがとうございました。また、朗読会に来てくださった方々、ありがとうございます。また、第2回目もやってみようと考えていますので、お楽しみに!(やまね)

朗読会で使用した絵はこちらの12枚。

5月いっぱいまで東蔵で展示しています。