ごあいさつ

 

蔵*武Projectの代表者である山口より皆様にご挨拶申し上げます。

こんにちは。蔵*武projectのホームページにアクセスしていただき、まことにありがとうございます。

 

蔵*武projectの活動を開始して早4年が経ちました。

 

矢板のここをもっとよくしたいと、勇んで活動を始めたものの、理想と現実は大違い。最初は思うことにならないことばかりでした。小さな蔵の映画祭では、お客さんゼロが続き、メンバーと肩を落として片付けをしたことも。準備も大変だし、こんなことをやって、ほんとうに意味があるんだろうかと思ったり。私自身のことで言えば、こうした社会活動は初めての事で勝手が分からず、また未熟なところがあり、周りに不快な思いをさせてしまったこともありました。こんなことならいっそのことやめようかと何度思ったことか…。

 

それでもここまで続けてきたのは、やはり蔵に来てくれたお客さん達が、「よかったよ」、「がんばってね」と温かい言葉をかけてくれたからです。その言葉に励まされ、また頑張ろうと思い、無我夢中でやるうちに気づくと4年。メンバーも増え、新しいプロジェクトが立ち上がり、ありがたいことにたくさんの温かい人たちに支えられ、わずかばかりでも前へと進むことができました。振り返ると、これまでいろいろあったから、今がある。そして続けてきてよかったと思います。

 

蔵*武projectのメンバーは20代〜30代の比較的若いメンバーで構成され、みんな仕事や家庭を大切にしながら、空いた時間で活動しています。また、関西方面に引っ越してからも、時より活動に参加してくれるメンバーや、イベントにお客さんとしてきたのがきっかけで参加してくれるメンバーもいて、それぞれいろんな形で参加しているのも特徴の一つです。そして、一人一人がいろんな個性をもっていて、自分に出来ることをし、出来ないところを補い合い、お互いの個性を尊重しあいながら活動しています。

 

このホームページでは、そんなメンバーの個性も少しづつ出せていけたらと思います。まだまだ若い私たちですが、どうぞ温かく見守ってくだされば幸いです。

 

最後に、これまで私たちを支えてくださいました、市の職員の方たち、記念館の管理人さん、何かと気にかけてくださる街の皆さん、そして記念館に来てくださるお客さん達に、心からお礼を申し上げます。ほんとうにいつもありがとうございます。これからも、どんどん前に進んでいきたいと思います。

2017年元旦 

蔵*武project  山口 奈津子